ドナルド・ダックのデビュー作品『かしこいメンドリ』

『かしこいメンドリ(The Wise Little Hen)』

1934年6月9日に公開された『かしこいメンドリ(The Wise Little Hen)』は、アメリカの寓話『赤い雌鶏(The Little Red Hen)』に基づいた話。
原作の「赤い雌鶏」は、子供たちに勤勉さと自発性の大切さを教える話になっていて、農作業をするめんどりと怠け者で遊び好きの動物、猫と犬とねずみなどが登場する。

ディズニーの『かしこいメンドリ』では怠け者の動物が、「ドナルドダック」とぶたの「ピーター・ピッグ」に置き換わっていている。

あらすじ
めんどりは、冬に向けてトウモロコシを植えるのを手伝ってくれる人を探していた。
ピーター・ピッグとドナルドは、働く気など全くなく、この仕事から逃れるためにお腹が痛いふりをする。
めんどりはひよこたちの助けを借りて、自分で種を植えることにする。
次に収穫の時、めんどりは再び仕事を頼むが、ドナルドたちはまたもお腹が痛いと主張。
しかしこれが演技だと見抜いためんどりは、今度は「食べるのを手伝って欲しい」ドナルドたちに言う。
ドナルドたちは喜んで承諾するが、めんどりが渡したのはヒマシ油(腹痛の薬)だった。
めんどりとひよこたちがトウモロコシを食べている間、ピーターとドナルドはお互いのお尻を蹴り合って全力で後悔する。

この作品は「ドナルドダック」(と「ピーター・ピッグ」)のスクリーンデビュー作品として有名で、それと共に声優「クラレンス・ナッシュ」のデビュー作でもある。
ナッシュはこの作品より51年間もの間ドナルド・ダックの声を演じ続けた名声優

↑詳しくはこちらに記載したのでご参考に。

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