『プルート』が初めてペットとして登場する2作品

ペット「プルート」のデビュー作品『ミッキーのピクニック』

はじめに言っておきますが、プルートのデビュー作は公式には『ミッキーの陽気な囚人です。
ここではペットとして初登場するプルートです。

ミッキーとミニーが「ローバー」を連れてピクニックへ行く、1930年10月9日に公開された『ミッキーのピクニック(The Picnic)』はここで「ローバー」と呼ばれるミニーの飼い犬が初登場する。

『ミッキーのピクニック』

この時の犬の名は「ローバー」で、ミッキーの飼い犬でもなくミニーの飼い犬となっている。
このローバーが6か月後の1931年4月公開『ミッキーの大鹿狩り(The Moose Hunt)』「プルート」と改名され再登場。
非常に人気を博したため、1937年には『プルートの五つ子』から始まる独自のシリーズが出版された。

「プルート」がミッキーのペットとして登場する『ミッキーの大鹿狩り』

以前に登場した『ピクニック』では、「ローバー」と呼ばれ、ミニーマウスのペットとなっていたが、この『ミッキーの大鹿狩り(The Moose Hunt)』はミッキーは「プルート!」と呼びミッキーの犬として登場する。

内容はプルートを連れてヘラジカのハンティングにをするミッキー。
最後、ヘラジカに追われて逃げるミッキーとプルートが笑える作品。

『ミッキーの大鹿狩り(The Moose Hunt)』

音声がわかりにくいが、この作品の中でプルートは3回話している
一回目はミッキーに「speak」と言われ、前足を伸ばしてひざまずき「Mammy!」と言う。
これは「アル・ジョルソン」の物まねとのことだが、全くわからない。
当時の社会を知っていればもっと楽しめるんだろう。
次に死んだふりをした後に起き上がり「Kiss me!」ミッキーに言う。
最後はヘラジカを指差して「The moose! The moose!」と言う。

2作品後の『ミッキーの恋人訪問(Mickey Steps Out)』の最後にもう一度「Mammy!」と言うが、その後プルートは二度と話さなくなった。

プルートはこの後から頻繁に登場し、ミッキーの犬として定着する。

ミッキーの大鹿狩り(The Moose Hunt)

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