1936年6月20日公開の『ミッキーのライバル大騒動(Mickey’s Rival)』はミッキーのライバル「モーティマー・マウス」が登場。
ミッキーのライバルは「ピート」が有名だが、もう一人存在する。
あらすじと本編
ミッキーとミニーが仲良くピクニックをしているところに、スポーツカーに乗って高速で現れた見知らぬ男(ネズミ)が現れた。
彼はミニーの幼馴染の「モーティマー・マウス」で、車から降りると笑顔でミニー近づき、ミニーの手に馴れ馴れしくキス。
今度はミッキーに近づき手品を披露しながらミッキーを酷くからかう。
機嫌を損ねたミッキーとは対照的に、楽しそうに食事をするミニーとモーティマー。
ミニーはミッキーの嫉妬深い態度に愛想を尽かした様子。
そこに突如猛牛が現れる。
最初、モーティマーは笑顔で闘牛士のまねをして上手くかわしていたが、最後はミスをして猛牛に襲われそうになったため、スポーツカーに乗って猛スピードで退散した。
残されたミッキーとミニーに目を付けた猛牛は、今度はミニーに襲い掛かる。
ミッキーとミニーはどうにか逃げ切り、最後はミニーを連れて脱出に成功。
帰り道でミッキーとミニーは和解する。
実は2人いる「モーティマー・マウス (Mortimer Mouse) 」
この作品はミニーの幼なじみでミッキーのライバル「モーティマー・マウス 」が初登場する有名な作品で、「モーティマー・マウス」はミッキーマウスが誕生する当初ミッキーに付けられるはずの名だったが、ウォルトディズニーの妻リリアンに反対され、没になった経緯がある。
なお、「モーティマー・マウス」は同姓同名の別人が存在し、もう一人はミニーの叔父である。
彼は1930年のコミック・ストリップ「Mickey Mouse in Death Valley」で登場し、1930年代初めのミッキーマウスを主人公にした多くのコミック・ストリップに登場したが、現在までアニメーションには登場したことは一度もない。
he's confusing Mortimer Mouse with the similarly named Uncle Mortimer, who WAS Minnie's rich uncle in the early strips pic.twitter.com/gMAR9fZHpH
— Fake Loogi (@Greenfakeloogi) February 6, 2024
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